年金制度の破綻を受け入れたくない人々・・・。
年金制度の破綻を受け入れたくない人々・・・。
終身雇用制度が破綻してどのくらいになるだろうか???
われわれの日々の営為の間にはとてつもない距離があるように思える。
すでに正規雇用・非正規雇用が実施され、かつての終身雇用制度が崩壊した。
これをそのように受け入れている人々がどのくらいいるのかと思っていたが、最近になり思い知った。
多くの国民はいまだに終身雇用だと・・。
いい会社に入社すれば終身雇用だと・・。
思っていたのだろうか???
今の時代は終身雇用ではなく、修身雇用だ。
誰が学習の元手を出すか、会社か、自分かは別にして、常に学習を怠らないで世渡りをすることが求められている。
AIにしてしかり、ロボットにしてもだ。
人間の単純作業はこれらにとって変わられる。
人口減少に伴い、人間はさらなる知識を習得して世に貢献する体制だ・・。
何歳になっても知識を習得し、研究し世に役立てることができる。
ただ学習の仕方において、間違った学習のやり方をしてしまうと、無駄な時間を過ごすだけ。
「財務」という言葉を聞いてわかる人と、わからない人がいると思うが。
わからい人が「財務」を知るために始めた学習が決算書の見方だけ・・。と、いうものがあった。
この指導者(?)の書いたレポートを読んで唖然とした。
財務を覚えるには、決算書の見方・作り方・活かし方を学習しないと身につかないことを一言も言っていない。
この三つのうちどこに重きを置くかはそれぞれの営為による。
一つを選択するものではない。
同じようなことはセミナーを開いて、講演活動をしているときにも言える。
セミナーは時間との制約にあって、いかに効率よい知識の伝播となるが、受講生は大きなその学問の一部を習得しているという認識がないと、誤解を招くことが多々ある。
したがって、大輪をつかまないで、簡単にセミナーで得た知識を使って大儲け・・。
ということを考えるとすれば、世間には笑われるだろう。
セミナーではその知識だけではだめだから、別のコースへの誘いをいうことが当然だが・・。
終身雇用が崩壊しているから、自分の老後に必要な資金は年金に頼らず自分で稼げ・・。
金融庁の提言は的を得たものだが、それを受け入れることが難しい国民にしてしまった政府の責任が大きい。
ものごとを理解し・・・・。
そのことを言葉に出して・・・。
他人に説明する・・。
相手が理解できるように説明ができることが上に立つものの資質となる。
税理士 コンサル 佐藤春男
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