これを老害と言わずに・・・。何といえばいいのか???
これを老害と言わずに・・・。何といえばいいのか???
日本相撲協会というのは日本国憲法の上にあるとでも言うのか???
こんにちは。税理士・コンサルの佐藤です。
世のみだれとまでは思いたくないが・・。
世間の模範となるべきご老体の方の発言には、首をかしげたくなることもある。
このブログの前回、私は不確定なことを憶測で論ずることはしないことだ・・。
と、書きました。
ところが、相撲協会の評議委員会の池なんとかさんという議長がとんでもないことを口にした。
日本相撲協会には定款があり、一連の報道にある某親方の行動はその定款違反だという・・。
そして、
評議委員会は理事会の理事の選任・解任をする権限があり・・。
定款の規約に従えない理事は・・・にして・・懲らしめねば・・。
と、言う。
この方は当年75歳。
飽きれてものが言えない・・。
定款には協会に属する人間の問題等はすべて協会に報告・・・。
このことをとやかく言う気はない。
しかし、手順は違う・・。
少し話題を変える。
今年の通常国会の終わりごろ、加計学園の問題で文科省の内部告発を重く見た政府高官が、告発事由があれば自分のところへもってこい・・。
と、国会答弁をした。
そのとき、自由党の女性参議院議員が質問に立っていた時なので、間髪を入れないで答弁者に次のようにいった。
「もみ消されると思うから、あなたのところには行かないんですよ。」
納得ですネ。
話を戻そう・・。
相撲協会にどのような規定があれ、内部での議論ではもみ消されると思えば届け出ないのは当然だ・・。
現在、横綱の障害事件は鳥取県警の捜索が進み、いずれ検察に書類送検の運びとなる。
検察が起訴か不起訴かの判断をするわけだから、国民は見守ることだ。
ところが法治国家であるわが国の法律を棚に上げて、協会の定款がわが国の憲法などの法律よりも上にあるかのような無知蒙昧なふるまいに憐れみを感じる・・。
伝えられるところによれば日本相撲協会の内部は隠ぺい・閉鎖的だという論理も聞く・・。
いづれ国民の前に明らかにしてほしい・・。
日本相撲協会は非課税団体です。
一部の人間が私欲に走るとすれば・・あってはならないことです。
最後に石原慎太郎さんはツイッターで、「正式に告発した貴乃花親方の勇気は素晴らしい」
と、言っています。
良識ある行動をしたいものです。
税理士・コンサル 佐藤春男
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